資格

【必見】1級建築士合格者が実践していた勉強のコツ

こんな方におすすめ

  • 1級建築士を取りたいと思っている方が勉強に踏み切れない方
  • 勉強方法がわからない方
  • 1級建築士に合格した人の実体験を参考にしたい方

 

1級建築士を取りたいと思っている方が勉強に踏み切れないとき、どうすれば勉強できるかを実体験を交えて説明します。

 

目次

  • 1級建築士の取得メリット
  •  勉強する手段
  •  勉強時間を確保する環境を作り出す
  •  試験勉強を継続するコツ8個

     コツ1:1級建築士の勉強目的を明確にする

     コツ2:完璧を求めすぎない

     コツ3:無理な目標設定をしない

     コツ4:勉強できる環境を習慣化する

     コツ5:他人のペースを無視する

     コツ6:生活のなかでやめることを決める

     コツ7:過去問をひたすら解くことを優先する

     コツ8:勉強スタイルのルーティーン化をする

  • まとめ

1級建築士の取得メリット

 

そもそも皆さんが1級建築士の取得をしたい理由があるはずです。

1級建築士でできる設計監理をしたい、

1級建築士の肩書を名刺に載せて信頼を得たい、

今のブラックな環境からホワイトな環境へ転職したい、

1級建築士が必要な会社に転職したい、

会社の手当や報奨金が欲しい

など様々な理由があるとおもいます。

私も取得後は転職をしたり、1級建築士の資格学校で働いたり、何かと役に立っているます。

私自身、1級建築士を取得できて、自信がつきました。

仕事でも、1級建築士の有無で、先方の見られ方が変わります。良い意味でも悪い意味でもですけどね。

良いと実感したことは、箔がつき、仕事をする上でも、転職活動する上でも武器になると実感しています。

転職活動でも有資格者となったことで、経験値と有資格のダブル装備で戦え、選考も通りやすくなり円滑に進みまらした!

同じ人間のはずなのに、1級建築士のライセンスを持つことで結構変わります。

こうやって、皆さんに発信できているのも取得したおかげと思っています。

 

勉強する手段

結論、学科試験は独学でも可能ですが、設計製図は独学では難しいです。

知識があれば合格できるわけではなく、試験に対しての勉強方法があるためです!

学科は過去問中心の問題構成で、自律して過去問ベースの勉強を行えば、合格が可能と考えます。

私の周りでも一定数独学で合格した方がいます。

特に地頭がいい方やいろんな資格を持ってる人などが合格している印象です。

一方、設計製図に関しては、試験のおよそ2ヶ月強前に課題の発表があります。

問題の解き方など、この試験特有のクセがあります。

それに加えて、毎年設計する用途が変わります。これが難しい要素かもしれません。

今まで、製図試験を独学で合格された方は1名しか聞いたことがありません。

私がオープンデスクでお世話になった某有名な設計事務所に勤めてらした方です。

確かに頭の回転が早く、すごい方でした。

両方独学で受かった方は今まで1名しか出会ったことがないことから、学科試験は独学でも可能ですが、設計製図は独学では難しいと推測できます。

 

勉強時間を確保する環境を作り出す

仕事をしながら、学生で試験を受けられる方が多いと思います。私も仕事をしながら試験勉強をしていました。

勉強を確保する一つの手段として、周囲に1級建築士を受けると伝えることです。

協力してくれる人が出てきて、勉強時間を確保してくれるからです。

当時、私も忙しくて帰りにくい空気が合った職場ですが、優しい同僚が声をかけて「試験勉強があるから仕事してる場合じゃないですよ。絶対今日じゃないといけない仕事がなければ、帰りましょう。」と言ってくれる人がいました。

1名でもいいので‘理解してもらえる人がいただけで、気が楽でした。本当に感謝しかないです。今私は仕事をしながら試験勉強をしている同僚がいれば、当時の私を理解していただいた方と同じようにしています。試験前の休みやすいように同僚の仕事を代わりに私が引き受けました。

職場の人や、家族、恋人などに試験を受ける意思を伝えることで、

「〇〇さん試験受けるから、今月だけは仕事減らそうか」「飲みに誘うのは控えようか」

「遊びに行くの控えようか」

「デートの回数少し減らして勉強に集中してもらおうか」

など周りが色々な形で協力してくれるかもしれません。

 

試験勉強を継続するコツ8個

勉強を継続するコツをこれから8個紹介します。

 

コツ1:1級建築士の勉強目的を明確にする

試験勉強では、すぐには結果が出ず、数ヶ月くらいは合格できる状態でない日が続きます。

そんなきつい状況を乗り越えるためには、「なんのためにやるか」が重要になるんです。

たとえば、ゴールのないマラソンがいい例です。

ゴールがわかるからこそ、「必要な靴、走り方、ペース配分」がわかるし、走り続けられる。

勉強も同じで、ゴール(目的)が分からないと勉強を継続はできないと思います。

 

コツ2:完璧を求めすぎない

1級建築士試験の勉強では、始めは正解・不正解がわからないことばかりの人が殆どです。

完璧を求めすぎてしまうと、時間・労力ばかりかかり、どんどんしんどくなってしまうんです。

1.「この問題が理解できないまま進んでいいんだろうか」

2.「いつまでたっても理解できないから先に進めない」

3.「やっと理解したけどめっちゃ疲労」or「なんか理解できないから私には向いてない」

4.「次の問題解く気がしない。。。」

だいたい上記のように完璧を求めると陥ります。

個人的には、はじめの時点で「3割」の理解度があれば上出来です。理解できてなくても、先に進めて反復して解くするのがオススメですね!

はじめの3割の理解が5割になり、その後6割7割と反復練習で理解度が増えれば問題ないです!

しかも初心者のうちは、経験値が足りないことから、「正解・不正解」の物差しがないはずです。

実務をやっていて使えるところ、試験特有の実務で全く使わないところなどがあり、試験範囲を全て網羅するなど至難の業ですよ!

物差しがない状況では、悩んだところで意味がないので、「理解できなくても先に進める意識」をもつのも大切ですね!

 

コツ3:無理な目標設定をしない

高すぎる目標設定をしてしまうと、少しサボっただけでリカバリーが効かなくなります。

その結果目標を達成できず、前進していない状況に萎えて、だいたい継続できなくなるんですよね。

(NGな目標の例)

・平日は1日8時間勉強する!

・1ヶ月で法規完璧にする!

・2ヶ月で過去問満点をとる!

継続においては「自信」も重要になるので、「小さな目標」を達成して「成功体験」を積み上げることが大切です。

まずは「スキマ時間を活用して毎日問題に触れる!」

「休みの日は法令集を引く練習をするために法規を必ず実施!」

のように、少し頑張ったらできる目標を設定していきましょう。

 

コツ4:モチベーションに左右されず勉強できる環境を習慣化する

そもそも「よし勉強をしよう!」「1級建築士の試験勉強超楽しい!」なんて気分の日は、ごくごく稀な感じでして。現実は、「めんどくさいな、サボりたいな」って日の方が圧倒的に多いんですよね

なので、「勉強したくないけど勉強するのが普通。」のように思っておくのがオススメ。

実際僕も「やりたくない。」って日が多いので、「夢・目標」とかを確認して、「めんどいけどやろう」みたいに工夫していますね。

吹き出し:行動したことでやる気が出るものなので、「モチベーションが低い時の自分」を上手く制御していきましょう!

 

コツ5:他人のペースを無視する

ツイッターとかのSNSでは、「短期間で成果を出す人」や、「すでに大きな成果」を出している人がたくさんいます。

そういう人を意識し始めると、自分の取り組みが間違いのように思えて、「自分がやるべきこと」に集中できなくなるんです。

(意識しない方がいい人)

・模試で好成績をたたいている人

・模試ボロボロで諦めようと思います、、、

・資格学校に通っても成績が上がっていない人

上記のような感じで、僕もSNSを見るたびに「自分間違っているのかも」みたいに、落ち込んでた時期がありました。

当然ですが、人それぞれ状況が違うので、他人に左右されていたら遠回りする可能性が高いです。

「自分は自分」と割り切って、今やるべきことだけに徹底的にフォーカスしましょう!

 

コツ6:生活のなかでやめることを決める

そもそも1級建築士の勉強時間に使えるのは、せいぜい1日4〜6時間程度がせいぜいですよね。

やはり別のことにリソースを割くと、その分目標達成に時間がかかり、「成果が出ない期間」が長くなります。

なので生活のなかで、今何に時間を使っているか洗い出し、必要ないことはやめることをオススメします!

(やめることの例)

・スマホでネットサーフィンする時間を減らす

・アニメを見るのをやめるor減らす

・漫画を読むのをやめるor減らす

・ゲームするのをやめるor減らす

・お酒を飲むのをやめるor減らす

もちろん全部やめたらつまらないので、自分にとって「無理のない範囲で減らす」くらいがバランスよいですね!

 

コツ7:過去問をひたすら解くことを優先する

試験の約7割から8割程度は過去に出題された内容だからです。まずどんな問題が出題されているか、全ての教科の過去問を解くことが効率的な勉強法の一つと言えます。

試験に出ないような難しいテキストを読み込んで理解することはとても時間がかかります。やる気がなくなって、勉強の思考を停止するとモチベーションが落ちてしまいます。

繰り返し過去問を解く勉強法は、目的が明確で、取り組みやすいです。何回か周回するとでいる問題が増えて、モチベーションも上がります!

迷っている方は、ぜひ参考にしてみてくださいね!



コツ8:勉強スタイルのルーティーン化をする

自分なりの勉強方法が決まっていないと、毎回「どうしようかな」と悩むことになります。

つどつど悩んでいると、時間・労力ともに削られていくため、最初から「自身に合った勉強方法」の確立を行いルーティン化するとよいですね。

実際に合格している人が、どのような時間の使い方と勉強内容を行なっているか調べてみると良いでしょう。

参考になり、自身でもマネできそうで再現性の高い方法があれば、ルーティーン的に勉強できるようになり、効率が大幅にアップするはずです!

 

まとめ

・長い時間勉強することよりも大切なこと

結論、長時間勉強することよりも、1日短時間でもいいので勉強の質を高める方が重要です。

学科試験は過去問が中心で、そこに集中すれば良いからです。製図については、資格学校のノウハウをベースに勉強を行えば、力がつくようになっています。

・コツを実践して勉強を継続しよう!

ご紹介した「試験勉強を継続するコツ8個」を実践すれば、継続に自信がない人も、勉強を続けられるようになりますよ!

ひとつずつ実践して、自分にあったペースで勉強を続けてみてくださいね!

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