独学で勉強して試験は通るのか?学科の合格率は2割程度なのに。
結論、試験については独学でも戦えます。
もちろん、大金を叩いて、資格学校に通う方がより合格への道は近づきます(ちゃんと勉強できてる人に限る)が、様々な事情で学校に行かずに独学で勉強される方もたくさんいます。そんな方に向けてこの記事を書いてみました。
目次
1、過去問を中心に勉強するべし
2、わからない問題は動画などで補充するべし。
1、過去問を中心に勉強するべし
過去問ですが、15年分くらい行なうようにしてください。繰り返し解き直すことで定着していきます。なぜ15年分なのか?多くの資格学校は10年分の過去問を分野ごとにまとめた問題集を配布しています。資格学校の問題集は11以前の問題はいくつか掲載はあります。しかし、全てを掲載していません。試験元もそれを逆手に取って11年以前の問題を出題する事があります。しばらく出てきていない定番問題は要注意です。そこまでカバーしてるかしていないかで2割程度の合格率にするための振るいかけてると思われます。独学で行う場合はいろんなものに手を出さずにひたすら過去問を繰り返し解き直す事が重要です。大体市販の過去問集は7年分を掲載しているものが多いです。書店や、ネットで中古で販売されている問題集を探してみると良いでしょう。もしくは過去に同僚や知人から問題集を手に入れるなど何とかして15年分の過去問を手に入れるようにしましょう。
新しい年から古い年順番に解いていきましょう。とにかく早く問題を回す事です。わからない問題にずっと立ち止まるくらいなら、1問でも多く問題を解くことをお勧めします。(特に1巡目は。)1回で全て理解できる事はなかなか無いと思います。15カ年分を解くと自分の得意な問題、苦手な問題など把握できます。
科目の解く順番はありますか?
科目は法規、構造、環境設備、施工、計画の順番です。まず法規と構造は解けるまで時間がかかります。環境設備は原理を理解するまでは時間がかかりますが、理解できれば安定して点数が取れます。施工、計画は暗記です。数値と用語を叩き込みましょう。
2、わからない問題は勉強している仲間をつくり、ブログやネット、動画などで補充するべし。
一人で勉強している時はわからない問題に遭遇すると、やる気が無くなったりします。そんな時はわかる人に聞く事が一番です。どんどん質問して疑問を解消しましょう。また最近は、わかりやすい解説が多いです。特に試験改正後(平成21年以降)の1級建築士試験に合格した方の動画なども多く発信されており、覚え方のコツやテクニックを説明するなど、受験生の目線でレクチャーしてるものもあります。自分にあう方法があれば、どんどん真似をして勉強を進めていくと良いでしょう。構造計算や法規の解き方などは参考になりますし、計画、施工の暗記方法など色々な情報が転がっています。Twitterとかにもあったりしますので、スマホで気分転換してる時間で勉強もできますよ。
まとめ
試験問題のベースは過去問です。徹底的にやり込んでいくことが重要です。たしかに新規の問題も近年出題されますが、4肢の中に1肢だけなら3肢は過去問です。過去問をで出会って問題全てわかれば1肢分からなくても全然怖くないです。仮に4肢全て新規の問題だとしても、勘で解いてたまたま当たれば儲けものですが、大体の人はできない問題だと考えて、過去問で解いた問題を確実に取りましょう。
できるようになるまで時間はかかりますが、粘り強く取り組むと力は付きます。