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1級建築士試験学科の分析(環境設備基本編) 

最低でも15点(7.5割)以上を取らないといけない。

環境設備は簡単な年は満点を狙える科目であります。環境設備ってなんか取っ付きにくいし、難しいし、私は暗記が得意で、計算嫌いだから避けてしまっていた過去の自分がいます。でも今となっては確実に8割取りにいける科目という認識です。確かに難しい年もあるとされているが、環境工学の応用(今までと違う言い回しなど)が出てきたり、設備系で新規問題が出てきた時に軒並み点数を落とす受験生がいます。合格する人は環境設備を得意とする科目であり、得点源にできますよ。苦手としている人にとっては安定するまでに時間はかかりますが、理解すると得点が読める科目です。計画より断然です。

目次

1、環境・設備の得点配分

2、得点すべき問題

3、得点しにくい問題

1、環境設備の得点配分

環境工学10点

設備系10点

本当に大きく分けるとこんな配分になります。

2、得点すべき問題

環境工学は満点を目指しましょう。理由は内容が不変的であり、内容を理解すれば、応用問題でも対応できます。例えば、日射の動き、照明の光束などの内容は普遍的です。原理原則を理解するまでに時間はかかりますが、問われている内容が何かを正確に把握し、問題文を図などに置き換えてれば正答を導き出せる問題が殆どです。頻出問題で出てくるものは何回も図を描く練習をすることです。

設備系は最低7割以上です。理想は9割か満点です。設備系の問題は意外と暗記が多いものもあります。しかし、実務的な内容も問われたりするので、設備の使われ方なども普段から関心を持つことが大事かと思います。

3、得点しにくい問題

環境工学をうる覚えの人は少し出題の仕方が変わると得点できません。2、の内容を正確に理解できてるかを試験元は確認したいと考えているかと思います。設備では、新しい時代に即した問題が出題された時に、全く経験していない分野が出てきた時は対応が難しいと考えられます。2021年の試験では新規出題は少なかったが難易度が高い年度は環境工学の応用問題、設備の新規問題が出ている傾向にある。

まとめ

環境工学が内容を必ず理解すれば得点力が向上します。図で描き出せる力を養えばほとんど解けます。(図を暗記する気持ちで描きまくるです)

設備は日常に出てくることが多いです。ビルの空調や照明など注目するといいかもしれません。毎日通う駅や周辺の施設や会社の建物、実務で扱っている設備、設計の検討や現場での納まりの打合せの時に意外と見かけているかもしれないですよ。先の話をすれば製図試験にも繋がります。

闇雲に勉強せず、少しでも戦略的な勉強の手助けができれば幸いです。

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