資格

1級建築士設計製図試験の勉強法(チェック編)

こんな方におすすめ

  • 設計製図の勉強がうまくいっていない方
  • 何をチェックすれば良いのか曖昧な方

 

 

 

 

チェックの重要度はどうでしょうか。

この試験においては、いかに失点を少なくするかを考えた時に、ミスしていないか確認することで合格に近づくならやらない手はないと思っていました。

提出する書類(作図と計画の要点)で採点官は判断するかないです。エスキス用紙が完璧でも作図用紙に重要な内容を描きそびれたら不合格の可能性もあります。実際は何をチェックしたら良いかを書いていきます。様々な手段がありますが、一つの参考例として下さい。

 

1、エスキス完了時のチェック

具体的に確認する内容は下記に記載します。

 

■法規関係

建築面積、各階の面積、延床面積、道路斜線、防火設備、面積区画、延焼ラインなどが一つも漏れていないか確認します。

こちらは間違えていれば、一発アウトと言っても過言ではありません。

試験元からは、令和4年の注意事項より下記が謳われています。

 

「試験問題」及び上記の「建築物の計画に当たっての留意事項」を十分に理解したうえで、「設計製図の試験」に臨むようにしてください。なお、建築基準法令や要求図書、主要な要求室等の計画等の設計与条件に対して解答内容が不十分な場合には、「設計条件・要求図面等に対する重大な不適合」等と判断されます。

 

 

■問題文のマーカー処理したところ

超超超重要と重要マーカーした箇所を確認が必要です。

施主の要望を図面に落とし込めているかを判断する必要があります。

逆を言えば、それが反映できていなければ大幅な減点につながり、合格が遠ざかります。

 

■要求室と面積

要求室はすべて満たさなくてはならないです。

しかし面積については、収まり上小さくなってしまうことが出てきます。

どこの面積を小さくすれば良いかですが、賛否両論が出るところですが、

約○○㎡の要求室と○○㎡以上の要求室とあるとします。

その場合必ず、約〇○㎡を小さくしてください。

以上と強調しているので基本は面積を確保してほしいです。

この時点で取捨選択をきっちり行う必要があります。

最終チェックが楽になります。

 

 

2、最終チェック

エスキス完了時のチェックした内容をしっかり作図用紙で反映されているかを確認します。

エスキスで考えていた内容では不都合が出てきたので作図で変えたなどがある場合は特に注視する必要があります。

 

■法規関係

建築面積、各階の面積、延床面積、道路斜線、防火設備、面積区画、延焼ラインなどが一つも漏れていないか確認します。

エスキス用紙には書いていても作図用紙に書いていない場合は6時間半がパーになります。

絶対確認です。

 

■問題文のマーカー処理したところ

超超超重要と重要と作図で表現が必要なものが図面に表現されているか確認します。

 

■要求室と面積

問題の通りの室名をきちんとかいているか、一つでも抜けがないかなど確認します。

駐車場や駐輪場などがある場合は確認が必要です。

 

■計画の要点

作図した内容と要点記述の内容が合致しているか改めて確認する必要があります。

 

 

まとめ

チェックの時間を確保することが重要です。

何かしらの抜けや間違いがあったときに気付ける力を養っておくことも試験では重要です。

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