法規の構造計算が苦手という方がいると思います。おそらく法令集に書かれている文字だけ読んでも理解しにくいと思います。私が勉強していた時にこの内容は暗記できる所は暗記をしました。以下の表を見ながら過去問を解いてみると意外と簡単に解けたりします。
できる限り最小限の情報に絞ってまとめました。ただし、建築基準法第20条に絞ってます。余力のある方は施行令も確認すると良いでしょう。時短問題を増やせる内容になるかと思います。
まず高さを5パターンに分けています。高さごとに何を行うかを記載しています、
三号は許容応力度計算を行なっていますが、それしか構造計算をしてはいけないということではありません。最低限の確認事項が許容応力計算と考えれば良いです。許容応力度等計算でも、限界耐力計算でも、保有水平耐力計算でも、時刻歴応答解析でも構いません。余剰に計算したい方は計算してくださいという感じです。
31m以下であれば許容応力度等計算を行えばクリアできるが、同じ考えで限界耐力計算、保有水平耐力計算、時刻歴応答解析でもよいということです。
高さが高くなるにつれ高度な計算を行わないと適合判定してくれないと伝えるとなんとなくイメージがつくかと思います。
1級建築士の勉強をしている皆様のプラスαになれば嬉しいです。