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1級建築士試験学科の分析(施工基本編)

最低でも18点以上(7割)

現場の仕事をしている方はイメージがつきやすい部分があったり、現場との手順が違うなどあります。

各内容広いですが、ある程度過去問に絞った学習を行うと得点が期待できます。ただし、数値が非常に多く、各内容の数値をしっかり理解していないと混同する恐れがあります。

目次

1、施工の得点配分

2、得点すべき問題

3、得点しにくい問題

1、施工の得点配分

過去の出題を分析すると以下のようは配分となる

施工計画1

工事管理3

各種工事20

請負契約1

いかに各種工事で幅広く出題されているかが分かります。

2、得点すべき問題

■施工計画・工事管理・請負契約

この5問程度出題される内容は得点したいです。範囲も限定的であり過去問を学習しておけば消去法で逃れる問題もたくさんあります。

請負契約に焦点を当てると、発注者、受注者、監理者の立ち位置がしっかり把握できると内容が入ってきやすいです。

注文をいろいろ言われているのは施主なので発注者、私は現場の監督をしているので受注者の1人、監理技術者が設計事務所の人か!

など置き換えると分かりやすいかもしれません。

工事管理の3問も申請関係、現場の品質管理など暗記すれば必ず解ける問題ばかりです。特に申請関係は数が限られていますので絶対落とすと痛い問題です。提出する先実務で間違えてしますと一生申請通らないのでと言い聞かし私は覚えました。笑

3、得点しにくい問題

■初出題作品

今まで見たことがない問題はでてきます。基本は設問の4肢のうち1肢、2肢程度でてきて混乱させます。見たことある問題で勝負ができれば問題ありませんが、見たことない問題についても数値が曖昧で不安な時は余計に難しく感じます。そんな問題はでてきますができない問題はみんなできないです。

■コンクリート、型枠、鉄筋関係の数値

どこの数値を問われているか迷います。見たことある数値だけどその内容が違うことがよくあります。数値を曖昧にしないことが施工で一番重要かもしれません。

まとめ

覚える数値がかなり多いですが、過去問を中心に数値関係の整理を行うことでかなり対応できます。私は長さ関係の数値、日数や数量の数値など、何について聞かれているか理解し、数値を覚えていきました。

闇雲に勉強せず、少しでも戦略的な勉強の手助けができれば幸いです。

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