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1級建築士設計製図試験の勉強法(エスキス編)

 

こんな方におすすめ

  • エスキスがまとまらない方
  • 今後設計製図試験を受ける方

 

 

製図試験で皆さんが悩みやすい部分がこのあたりからではないでしょうか。私が受験の時に行っていたエスキス用紙を再現しながら説明していきます。ブログでお伝えすることがなかなか難しく、理解いただけるかわかりませんが、エスキスの方向性のコツをお伝えできれば幸いです。

 

 

 

 

1、敷地や敷地周辺の情報をかく

なぜ敷地周辺の情報を書く必要があるのか?

理由としては外部がどのような環境になっているのかを俯瞰的に見るためです。

外的要因はエントランスや人の流れなどたくさんのヒントの宝庫と言っても過言ではないですよ!

問題用紙にも敷地図などは記載されているので直接問題用紙の敷地に記載をする方もいますが、私はそこには何も書かないようにしていました。

その代わり時間は少しかかりますが、エスキス用紙に敷地や敷地周辺の情報をかいてました。

具体例を見ていきましょう!

 

①問題用紙の情報を簡潔に書きます。但し、スケール感は守っていました。

 

②私は手がきする時に、どこから今回設計を行う建物に対してどこからアプローチするかや

 

③条件(駐車台数や、避難通路の確保などを考慮した)から問題に与えられている敷地で最大建築可能範囲を確認し、建ぺい率と比較を行います。

 

 

2、延面積と各階の面積の情報を整理

問題文で各室に対する面積が具体的に出てるもののあれば、適宜もあります。

この適宜を具体的な面積に置き換えれるかが各階の面積をまとめる肝になります。

大体ヒントは利用人数等で算出できます。

階の面積整理で重要なのが廊下などを想定した面積を予め算出することです。

廊下係数1.4〜2倍を想定して階の面積を納めます。

例えば地上3階建の建物を設計する課題の場合、各階おおよそ面積が同じくらいなるように棲み分けしていきます。

この時点で各階の要求室が纏まらないことを回避できるようにしています。

プランニングを行う前に理論上の数値で必ず確認するよういしていました。

ここで、大体の面積をまとめておかないと、プランニングの時にほぼほぼ苦しみます。

例で下記に示します。

まとめ

プランニングを行う前までのエスキス用紙に書き進めていく内容を記載していきました。

このあと、スパン割を検討して1/400のプランニングを行っていきます。

下準備の内容をしっかり理解でいればエスキスも進めやすくなります。

しっかり練習を行いエスキスをまとめれるようにしましょう!

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